新型コロナウイルスの重症化リスクと歯周病の関係
2021/09/21社員のつぶやき
先日お客様より興味深いお話をいただきましたのでご紹介させていただきます。
新型コロナウイルス感染症で死亡した人を調べると、口腔内から歯周病菌が大量に見つかったという、
英国の研究チーム(英国医学雑誌ランセット)の報告、カリフォルニア歯科医師会、インディアナ大学等の
研究があるようです。
各報告では、歯周病で有害なたんぱく質のレベルが高い人は、肺炎にかかる確率が20倍以上高い為、
歯周病患者はコロナウイルスに感染しやすく、重症化のリスクも高いと報告されている。
更には、重症化し人工呼吸器を取り付けた際、口腔内に大量の歯周病菌がいれば、リスクは飛躍的に高まる。
歯周病(歯肉の炎症)は、心筋梗塞や糖尿病になりやすいだけでなく、新型コロナウイルスも重症化しやすい、という事。
普段からの口腔ケアや歯科治療により、新型コロナウイルスの感染、重症化の予防が可能なのですね!